旧海軍司令部壕
旧日本海軍によって掘られた壕が当時のまま残っています。
戦争の事実を今に伝える貴重な資料として整備、保存されています。
昭和19年(1944年)日本海軍設営隊(山根部隊)によって掘られた司令部壕で、当時は450mあったと言われています。
カマボコ型に掘り抜いた横穴をコンクリートと杭木で固め、米軍の艦砲射撃に耐え、持久戦を続けるための地下陣地で、4000人の兵士が収容されていたそうです。
司令官室。
手榴弾で自決した時の弾痕が生々しく残っています。
沖縄での戦いが如何に悲惨なものだったかを痛感させられました。
教科書からでは伝わってこない生々しさがここにはあります。
先人の犠牲の上に我々が立っていることを忘れないためにも、ここはまた再訪したいですね。
◇旧海軍司令部壕
住所:沖縄県豊見城市字豊見城236番地
TEL: 098-850-4055
営業時間 8:30~17:30(7月~9月)
8:30~17:00(10月~6月)
定休日:年中無休
拝観料:大人420円 こども210円