諸葛八卦村
ゆるやかな坂をのぼっていくと、ようやく「諸葛村へようこそ」という文字が見えてきました。
諸葛村がみつからず、少し焦っていただけに、安心しました。
思った以上に、観光地化されておらず、目立っていなかったです。
どこかに標識を作ってほしいですね。
せめて、バスターミナルに諸葛村への行き方を掲示してほしいっす。
左の木箱みたいなものがチケット売り場です。
チケット売り場のお姉さんはやる気なしっていう態度でしたww
駄菓子屋の家の孫娘が、祖母の変わりにいやいや店番をしているような接客でした。
やけに人の気配がしなかったので、そのやる気のないお姉さんに尋ねてみたところ、
「諸葛村には入口が2つあって、ここは裏のほうの入り口だから人が少ないの」とのこと。
ふむふむ。
裏口だから見つけにくかったのかもしれないですが、バスターミナルから徒歩で行くには、ここの入口が一番近いのは間違いありません。
そういえば、バスターミナル前に1台バイクタクシーのような輩がいて、10元を支払えばここまで送ってくれたそうです。10元もしますが、それを利用してもいいかもしれません。
がらーんとしております。
こんなさびれた村まで、はるばる来たのかと落胆しかけましたが、
奥に進むにつれて、それっぽい雰囲気が出てきました。
諸葛村の内部は、迷路のようになっており、侵入者がなかなか外に出れなくなっております。
同じような池がいくつかあり、散策するうちに、同じ場所に歩き戻ってきたのかと錯覚に陥ります。
白と黒の特徴があまりない建物が並んでおり、これが諸葛村の迷路のトリックなのかもしれません。
住所でも、しっかり諸葛村と明記されております。
この村には、諸葛という姓の人々ばかりが暮らしております。
村の80%くらいは諸葛さんだと、村人が教えてくれました。
諸葛孔明の子孫が暮らす諸葛村、なかなか面白いです。
つづく