諸葛八卦村を散策
細い路地を見かけると、入ってみたくなるのがはまぢです。
奥に奥に入って行けば行くほど、方向感覚を失うように設計されているようで、奇妙な感覚に陥ります。
村には、野良犬なのか飼い犬なのかは不明ですが、犬をよく見かけました。
猫も発見!
中国では、猫も犬のようにつながれている場合があります。
村には、このような池がいくつかあります。
村人は、この池を利用して洗濯していました♪
こういう風景は、同じ浙江省の烏鎮でも見かけましたし、安徽省の宏村などでも見かけました。
よくよく考えると、諸葛八卦村内の明朝・清朝から残っている建築物は、安徽省の宏村や西逓で見かけた建物と非常に酷似しているんです。
宏村については以前の記事をご覧下さい。
諸葛村内は、起伏が激しく、階段が至る所にあります。
これらの階段と、クネクネした細道によって、方向感覚を失うようにできているんですね。
台地の高い場所に村は作られたため、下の平地からでは、村の存在に気づきにくいようになっています。
もし、村の存在に気づき侵入を試みても、複雑な道や階段によって方向感覚は失われ、村の中心部の鐘池に行ってしまうか、行き止まりにまで誘導されるように作られているのです。
これらの隠蔽性と防衛性によって、村は戦乱から守られてきたわけです。
まさに、鉄壁の守りですわ。
こんな村が、存在したなんて・・・。
つづく