杭州市民の叫び「和諧社会 没水没電」
画像では、はっきりと文字を読むことができないですが、
「和諧社会 没水没電(調和のとれた社会でも、水もなければ電気もない)」と書かれており、風刺のきいた文句になっております。
近くで撮影すれば良かったのですが、共産党に見つかったらやばいなと思い、焦って撮影してしまいました。。。
これは、たまたま杭州の街を歩いている時に、ふと目にした落書き?です。
「和諧社会」とは、中国共産党が2004年に発表した各階層間で調和の取れた社会を目指すというスローガンのことです。
中国各地で「和諧社会を目指す」という共産党のスローガンを目にすることができます。
その共産党の戯言を痛烈に批判したのが、この壁なんです。
「調和のとれた社会は、水も電気もない」と、直接的には言っておりませんが、
このような過激な落書きは、いままで中国では見かけることはありませんでした。
「調和のとれた社会」を構築すると言っている共産党ですが、
実際は、ものすごい格差社会の中で、未だに水も電気もない生活をしている人たちがいるんです。
これらの市民の不満を反日デモによる日本バッシングでうまくかわしているつもりかもしれませんが、
この壁を見ると、中国市民の共産党に対する怒りを感じずにはいられませんでした。
いつの日か杭州で、反日デモではなく、民主化デモが起きるのかもしれない。
(はまぢの大胆予想w)