清明節一人旅 宏村編
いろいろな人からの評判がよくて、黄山よりもこちらにかなり期待していました。
このあたりも菜の花がきれいで、更に桃の花(?)もめっちゃきれいでした!
こんなにも観光客が・・・。
やはり菜の花がきれいな時期はこのあたりは、人!人!人!!
細い路地に軒を並べる家屋群は、漆喰壁と濃灰色の瓦屋根を用いたもので、現存する数少ない中国伝統の住居建築です。
また、宏村に残っている水利施設は、およそ400年前に造られ、現在もなお利用されているもので、明、清代の生活様式を現在に伝えています。
世界遺産に登録され、観光客が増えだして、元々住んでいる人たちは苦労されていることでしょう。
正直、観光地化されていて、これほど人がいればうんざりさせられます。
このあたり一帯にはいまだに観光地化されずに残っている村落もまだまだあるそうなので、
そういうところを探して旅をしても面白かったかも。
上のほうに穴が二つ空いているのがおわかりでしょうか。
この村落では、もともと男尊女卑がひどくて、完全な男性社会だったそうです。
以前はお見合い結婚が主流だったようで、
女性が二階のあの穴から、1階に入ってきた男性を上から覗き見て、気に入れば親に伝えて、結婚をするという文化があったようです。
男尊女卑の社会であったにも関わらず、そういう点は女性に決定権があったんですね。
実に興味深いです。
下からはどんな女性が覗いているのかまったくわからないです。
次回来る機会があれば、観光客が少ないシーズンにのんびり来て、是非ここにある安宿に泊まってみたいな~
写生をしている学生が大勢いました!
宏村の景色は確かに、きれいだったので絵を描きたくなる気持ちもわかります。
それにしても桃花もキレイです。
日本の桜もいいですが、中国の春も好きになりました。
そして次に、午後には西逓に向かいました。
つづく